2013年11月17日日曜日

Bluetoothキーボードとマウスで、android3.2のエイサーICONIA A100の入力環境がパソコン並に飛躍!! (3)まとめ編

今回の記事では、前回までのキーボード編、マウス編に引き続きまして、android 3.2タブレット「エイサーICONIA A100」の第三回目「まとめ編」となります。

一連の記事のラストとなりますが、今回もよろしくお願いいたします。


第一回目(キーボード編)
第二回目(マウス編)
■第三回目(まとめ編)

最初は、フルタッチOSであるandroid 3.2において、キーボードとマウスってどの程度使えるんだ??という疑問がありましたが、まさにストレートにパソコンそのものの入力快適性をandroidが得た!!状態になるため、掛け値なしの大喜びであります。

今回は、Ankerのウルトラスリム・ミニキーボードを選んだため、キーボードの英語配列(Apple配列?)にちょっと慣れが必要(私は普段は「かな入力」で、ヴィータさんやW-ZERO3ではローマ字入力と使い分けてますが、このAnkerもやはりローマ字入力)という弱みはありますが、仕事やプライベートで骨身に染み付いたパソコンのあの操作感覚がそのままandroidに持ち込めるのは果てしなくデカイ。

個人的には、何か、かつてゲーム機ベースのPS3にLinuxインストールし、初めて文字入力が出来た時くらいの大きな感動があります。


とにかく、ハードウェア・キーボードの入力快適性は別次元で、他のデバイスや方式がいかに優れていようとも、これには全くかないません。

LOOX U/G90でも思い知りましたが、指10本によるフルタイプはとにかく極上、極上、大極上。

言うなれば、頭の中の思考がそのまま画面に流し込まれるのに匹敵します。

今、使用している日本語入力IMEは「ATOK」なので、入力するたびに変換候補の単語が次々に画面下の方に表示され続けるのですが、それを選択する暇があればもう入力した方が速いので、ほとんど飾りになってるくらいなんです。

気になる点は、文字列のコピー&ペースト時かな。
コピーしたい文字の先頭でマウスボタンを長押しして、コピー&ペーストのメニュー(バー)が表示されるのを待ち、ゲージで範囲を決めて(ここはマウスの精密操作で快適)内容を決定・・・という挙動になるのですが、これらは、キーホードとマウスにしたからといって省略は出来ないようです。

また、変換候補を表示する分のロスがあるのか、今までは気になりませんでしたが、キーボードでドドドドって高速入力していると、ややandroid3.2の処理に遅さを感じる事がありました。

これらは、特に問題と言うほどではないし、まぁそういう個性なんだという事ですかね。

それにこのマシン、古くなったとは言え、当時としてはハイスペックのA9プロセッサ(1GHz)デュアルコアのマシンの片鱗も随所に見せてくれるし、これからもまだまだ長く最前線で活躍してくれることでしょう。

(※なぜ最新のandroid 4.xにしないのか?と思われるでしょうが、このICONIA A100は、メーカーのエイサーが日本版のみアップグレード未対応[英語版は対応]だからなのです。このあたりは、マシンスペックさえ足りれば自分で自由にインストール出来るWindowsよりも、androidが弱い部分かな??と思います。)


ハードウェア面においての今回のMVPは、当初期待が薄かったバッファローの「ブルーLED方式」のマウスで決まりです。


なんと、レーザー方式をもってしても反射でフラフラになってしまう、ピカピカした場所の上でも平然と使えるのが驚異。

ええーっ、いつの間にこういう時代が来ていたの??
と軽くショックを受けてしまいます。


長く愛用していて、あまりにも気に入り、家のマウスを全部コレに切り替えた「ロジクールM505」ですが、さすがに使う場所を選ばない「バッファローBSMBB10N」には脱帽です。

また、ポインタの分解能は、M505が1000dpiで満足していたのですが、バッファローBSMBB10Nは、それを上回る1600dpi。

握り心地等はロジクールM505がかなり優勢なのですが、こと電子部分の性能というのは新しいものにゃかなわないもんかぁ。


それにしても、来るべきWindows 8.1タブレットを見越して導入したBluetoothキーボードとマウスですが、その前に、手持ちのandroid 3.2.1の方がWindows 8.1よりも先に、標準状態よりも大げさでもなんでもなく飛躍的に使いやすく大化けしてしまい、転がるほど大喜び!!

android 3.2って、ここまでパソコンみたいに使う事が出来るんだと分かっただけでも大収穫かも知れません。

(追記)
スリープしてても、マウスやキーボードからのキックでandroid 3.1がパッと目覚めるし、逆に、マウスのある場所をちょっと見失っても別にフルタッチだから画面触ればいいし、この「どっちも可能」って利便性は筆舌に尽くしがたいですね。



■(おまけ)ヴィータさんはどうだろう

ちなみに、ソニーのプレイステーション・ヴィータではどうかな?と思って、Ankerウルトラスリム・ミニキーボードを接続しようとしてみました。

Bluetooth機器として認識までは行くのですが、いざペアリングしようとすると「ヴィータ用のプロファイルがありません」エラーが出て、さすがに使うことは出来ませんでした。

もっとも、ヴィータさんは、一部ハードウェアキー使用可能のハイブリッド型ソフトキーボードが極めて優秀なので、使えなくてもダメージとかではありません(使えればもちろん嬉しいのですが)。