2014年4月26日土曜日

「ソウルサクリファイス」の凄まじいダークな世界にハマりそう

アーカイブスの「悪魔城年代記/悪魔城ドラキュラ」がとても気に入り、ヴィータ専用ソフトでも、同じくらいダークな雰囲気のアクションをやってみたいなぁ・・・と思ったら、極めつけそうな凄いソフトがありました!!

それが、ヴィータ専用開発ソフト「ソウルサクリファイス」です。


今回は、DL版ではなくてVitaカード版を購入。

DL版もカード版も同じくらい快適に遊べるので、どっち側を買うとか固定しないで、買えるタイミングになった方を買うという方針です。

ただ、DL版を買っておいた方が、将来出るであろう次世代ヴィータ(ヴィータ2)において、より互換性リスクは低減されるかなぁとは思いますが、いいんだ。


よし、早速プレイだー!! と思ったけど、そうはいかず、まずはゲームプログラムを最新版にアップデートする作業からスタート。

実は、これよりも先に、悪魔城ドラキュラを遊んでいる最中だったんで、こっちを終わらせるのも大変でした・・・。

次のゲームを起動するには、前のゲームを終了しないといけない、という仕様には異論は無いけど、だったら、いつ終了しても良いようにいつでもゲームをその時の状態で保持する「状態セーブ」を真剣に実装して欲しい・・・と思ってしまう。

ヴィータは、いかんせん、本格的なマルチタスクOS(VITA OS)搭載の高機能マシンなんで、快適性に対する要求のハードルが上がってしまう。


おおー。

悪魔城ドラキュラのグラフィックも良いのですが、ヴィータ専用だと、解像度のキレがハンパじゃないので鮮烈感がありますねー。


このソウルサクリファイス、何やらマーリンなる狂った(?)ヤツに生贄にされそうな主人公が、なんとかしようと必死であがくという展開でスタートします。

もちろん、詳しい事情はプレイヤーには明かされないまま始まるわけですが、とにかく緊迫感というか、主人公が激烈にヤバイ立場にあるという追い込まれ感がハンパではなく、時間を忘れてストーリーに没頭させられてしまう迫力があります。


ゲームの重要な要素となるのが、生きた本(?)のリブロム。

こいつ、とんでもない能力があるんです。

リブロムの中には、マーリンに対抗出来るくらい強い魔法使いの日記みたいなものが書かれているんですが、それを読むと実際に自分もその内容を体験して、あわよくば強くなれる能力がある、というわけです。

つまり、本を読んで、どんどん強くなれば、マーリンを倒して生贄の立場から脱却出来るかもしれない!!

もうやるしか(読むしか)ねぇ!!

というわけで、このリブロムに書かれた内容を読むと、すなわちバトルステージ行きになって、ゲームスタートというシステムです。


この本を読む、というシステム、よく考えついたなぁ!!と感心させられます。

なにしろ本なんで、ストーリーがそのまま文字で書かれていて、とにかく自然に没頭しやすい!!

いわば、サウンドノベルと、アクションゲームが実に自然に融合している感じなんです。


本を読み進めると、ある段階から、いよいよバトルステージに投げ込まれます。

なんかよく分からないけど、とにかく、怖い!!

本に書かれた事が現実になるとは言え、しょせん本の中の話だろって甘えは一切無くて、死んだらお前も本当に死ぬから!!よろしく!!みたいな。


ゲーム画面・・・すごすぎ。

もちろん、PS4と比較してしまえばまだまだなんでしょうが、毎回、ヴィータのパワーには驚かされるばかりです。


与えられたノルマを達成すると、現実の世界に戻って来られます。

本を読み進めると、どんどんストーリーが明かされ、自分を生贄にしようとしているマーリンとかいうやつの正体や、倒し方とかも分かるとかって。

やばい。

これは先が気になって止め時が見つからないパターンじゃないか!!

気分を高揚させるような、壮大な音楽もポイント高いですぞ。


セーブデータはオンライン・バックアップ!

カード版ですが、こうすればセーブデータだけ独立して取り扱う事が可能です。

というか、ヴィータさんって、こうしないとセーブデータだけ切り離す事って出来ないのね・・・。

ソウルサクリファイス・・・こいつぁとんでもない名作の予感。

ヴィータで蘇るX68000!! シリーズ最高傑作!!「悪魔城年代記/悪魔城ドラキュラ」

な、なんと、PSアーカイブスに、いわゆるコナミのドラキュラシリーズ最高傑作とも言われるX68000版を復活させた「悪魔城年代記/悪魔城ドラキュラ」がラインナップされており、ヴィータさんで遊べるようになっていました!!

さっそく購入してみました!!


ゲームをやる者にとっては、その名を知らない事は絶対に許されない!!というくらいの勢いの伝説の名機X68000の名声を後世にまで轟かす原動力の一つになっている超ゲーム、それが「悪魔城ドラキュラX68000版」なのですが、プレイステーション版は、余裕をかまして、そのX68000版とさらにアレンジモードを搭載しています。


ちなみに今回は、PCでソフトを買ってみました!!

PCだと、PSストアではなくて、SEN(ソニーエンタテインメントネットワーク)ストアというものになるんですね。

PSNアカウントもSENアカウントも共通なので、一旦SENストアで買っておけば、あとはそれぞれのマシンで自由自在にダウンロード出来ます。

このあたりの仕組みはもはや完成されていて、あの何も無かった頃から、よくここまで来たなぁと感心させられるばかりですが、それはまた別のお話になっちゃいますね。


悪魔城ドラキュラと言えば、音楽も非常に楽しみな要素の一つなんですが、X68000版オリジナルモードを選ぶと、ゲーム起動前の一回限りなのですが内蔵音源、LA音源、GS音源の3つから選ぶ事が出来る豪華仕様になっています。

今でこそ、高音質なPCM音源内蔵が当たり前になっていますが、当時は外付けで音源モジュールを買い込んで音の厚みを追求する時代でした。

ゲームやるためだけに、いわば高価な楽器をさらっと買っていたX68000ユーザー。

一体何者なんだ!?的な伝説も枚挙にいとまがないですが、これもまた別のお話ですね。


ちなみに、サウンドモードが搭載されているので、ひたすら音楽だけを聴きまくる事も可能!!になっています。

X68000の内蔵音源は、ステレオFM音源8音+モノラルADPCM音源1音になっているのですが、とにかく技巧の限りを尽くして使いこなされているため、今聴いても全く色褪せていないどころか「外付け音源モジュールより、むしろ内蔵音源の方が良いのではないか?!」と思わされる部分もあって、結局、全部聴かない事には落ち着かない!!
これがX68000の世界だったりします。

X68000のFM音源は、いわゆる電子音系のゲーム音楽を究めた世界でもあるので、逆に今から積極的に体験しておく価値があろうかと思われます。


タイトルがもう濃くて感激ですね。

X68000は伝説の名機と言いますが、実態はともかくとして、X68000版とつくだけで「闇雲にハイグレード感」が漂うのはさすが。


X68000って、悪魔城ドラキュラだけでなく、とにかく、なぜこのハードスペックでそこまでのソフトを動かせる事が出来るのか!?と誰もが驚愕する「オーパーツ級のゲーム」が多いのも特長。

クロック10MHzのCPUで全部やる驚異の世界。
(※後に16MHzモデルやX68030も登場)
X68000ユーザーと言えば、学生が捨て身で50万円バイトで貯めて購入したり、C言語なんか激遅で使い物になんないわ!!とか言ってアセンブラでプログラミングしてたりとか、濃すぎる存在だったかも知れない。

ちなみに私はX68000ユーザーでも最弱だったので、大きい事は何も言えませぬ。

そんなこんなで、この悪魔城ドラキュラも、そこまでやるか!?という技術の塊でもあり、何と、X68000のCPUクロックに応じて画面の演出を変化させるという技までも盛り込まれています。

今回はプレイステーションで動かしているわけで、最上位のX68030で走らせた時と同じフル演出が楽しめるはず。


コントラストのハッキリした色使い、まさにドラキュラという感じ。

敵をムチで打ち倒すと、炎になって消えるのも良い演出。

最初はボコボコにやられても、何回もやり直すうちに自然と先に進めるようになっているのが嬉しい。


悪魔城ドラキュラのホラー要素ですが、背景のおどろおどろしさに頼る面は大きいですね。

先に進むと、思わず怖ぇって思う背景画が連発されて来ます。

しかし、ドット絵ようやるなぁ。

今見ても感心させられるのに、当時こんなん見せられちゃもうどうにもこうにも。

それと、ヴィータさんの有機ELはやっぱりアクションゲームと相性が最高にイイ。

キャラクターが動いている最中もブレないから、動き出しても解像度が落ちずにクッキリで、まるで古き良きX68000のCRTモニタでプレイしてるみたいな感覚になれる感じ。


最初のボスのコウモリですが、攻撃すると無数の小さいコウモリにバラけて移動する演出がニクイ。

構成などは、ファミコンディスク版の悪魔城ドラキュラをリスペクトしてあって嬉しいものがあります。

スクリーンショットの撮影に夢中になってたら、ほぼ体力なくなってますが、まだこのあたりはスイスイ進める部類かな。


ボスを倒すと、次の目的地までの地図が出るのですが、単なる演出にとどまらず、ざっくりとしたステージ構成が分かるので攻略の心構えになりますね。

初見ではとにかく難しいため、どれくらい進めば良いのかが分かれば、心が折れる確率もぐっと下がる・・・といいな。

ともあれ、基本的に面白いゲームなので、何度も挑戦したくなるのもポイント。

やってるうちに、そのうちにうまくなるタイプのゲームですね。

激しいアクションが続きますが、ヴィータはとにかくヘビーなアクションにも耐えられる操作性があるので大丈夫。

高品位なアクションゲームを、操作性に妥協せずに携帯機でどこでも遊べる時代・・・ゲーム好きにとってはまさに今こそ黄金時代なのかも知れない!!


X68000オリジナルモードだけでなく、やはりっ、プレイステーション用のアレンジモードも搭載されています。

アレンジモードだと、主人公シモンの髪の毛がピンクになる謎仕様なんですが、なんだこのアレンジ。

シモン・ベルモントの見た目はともかく、このアレンジモード、難易度が変えられるようになっているのがありがたい。

イージーにすると、敵に当たった時に後ろにすっとばされなくなるので、随分と楽にはなりますね。

足場から突き落とされたりしなくなるし。

制限時間を無しにしたり、プレイヤー数も5人まで増やせたり可能。


アレンジモードは、敵を倒した時の炎がより本物っぽくなったりとか、微妙にオリジナルよりもグラフィックが進化したりしてますが、目立つのはコレ。

ステージクリア後の地図が、「元はこういうイメージで作りたかったんだろうなぁ・・・」と思われるような、古紙の質感で描かれるようになってますね。


このゲーム、冷静に考えると、X68000を復活させたプレイステーション版を、さらに復活させたゲームアーカイブスを、さらに快適に遊べるようになっているヴィータ、というマトリョーシカのような構造で面白い。

ヴィータさんは全てのゲームを吸収しながらどんどん先に進んでる感じ!!

2014年4月20日日曜日

EOS 7Dで撮る桜「神社の桜と愛車のアイ2014」

今朝、ひとっ走りして、一番気に入っている神社の枝垂れ桜の下にて、愛車のアイちゃんの写真を撮ってきました。

カメラはEOS 7D。
レンズは全て単焦点、「EF 28mm F2.8」と「EF 40mm F2.8 STM」の2本です。

撮影モードは全てマニュアル。

ちょうど一年前もここでアイを撮影してましたが、あの時よりも、もっともっとアイが好きになってます。

来年はさらに好きになっている予感。

それとレンズですが、EF 28mm F2.8とEF 40mm F2.8 STMのコンビは、フットワーク軽く撮れるから、爽やかな春の朝にはもって来いですね!!



■EOS 7Dで撮る、水と桜

こちらは、アイちゃんではありませんが、EOS 7Dで水と桜を組み合わせて撮影してみました。

レンズは単焦点ではなくて、軽量なズームレンズ。

EF 18-55mm F3.5-5.6 ISです。

今年は、旅行はどこへも行かないと決めているので、近場でまったりゆったりと写真撮ります。

自宅の固定電話を「パナソニック(おたっくす)KX-PD502DL-T」買い替えました

長年使っていたシャープのフラットベッド型FAX電話機「UX-MF10CL」ですが、とうとう子機が通信不可能になってしまって、にっちもさっちもいかなくなり、買い換える事にしました。

元々重さ6.0kgの巨大ボディが家族から不評だった事もあり、小さくて良いものを買おうと熟考した結果、「パナソニックKX-PD502DL-T」を購入いたしました。


急ぎ設置しただけなので、まだ機能とか全然使えてないのですが、メタリックブラウンとベージュのツートンカラーが非常に美しい!!

シャープの「UX-MF10CL」は、とても爽やかなパールホワイトで電話台を彩ってくれていたので、これに代わるカラーはあるのだろうか?と悩んだ所なんですが、このメタリックブラウンの色艶は大満足。

家族にも大好評だし、ホント安心しました。

それと、箱から出したらすぐに使えるくらいカンタンなスタート能力。

電話線をつないだだけで、メニュー操作とかしなくとも回線自動識別してくれて、ハイ通話可能!!

普通紙FAXのインクリボン交換も、こんなに簡単なリボン交換生まれて初めてってくらい、簡単。

ただスポッとはめるだけ。

今の電話機って、なんてクレバーなんだ。


UX-MF10CLは取り外したものの、捨てたりはせず、とりあえず物置にしまっておくことにしました。

UX-MF10CLの仕様はこちら(シャープのページ)

子機だけ壊れたんなら、別に親機だけで使えばいいんじゃないの?と思われるでしょうが、これ、親機だけだと通話できない仕様なんですよね。

バンバン電話かかって来ているのに、受話器が無くて電話とれないっていう心理的なショックは結構大きかったりする。

子機だけ買うというコースもありですが、正直とても気乗りしませんでした。


シャープのUX-MF10CLは、2004年当時としては、まさかの5インチ大画面カラーTFT液晶搭載!!だったんですが、正直に言うと、カラーである必要性が全く無かったんで、モノクロ液晶で全然良いです・・・。

そこん所ですが、パナソニックKX-PD502DL-Tは、視認性がむちゃくちゃ良いホワイト・バックライト液晶で、文字もパッと見て一発で内容が読み取れる「漢字対応かつデカ文字」表示。

ちなみに、うちはメタルの電話線じゃなくて、光ファイバーの「ひかり電話(VoIP)」なんですが、特に問題なく接続出来ています。

ちょっとバタバタしてたんで、こまごまとした設定や、実際の使い勝手とかはまた後でゆっくりやってみたいと思います。

2014年4月19日土曜日

ファイナルファンタジーX、クリアしてしまいました。本当に最高のRPGでした!!

ゲームブログという名前なのに、実はゲームのブログではない当ブログですが、このところ順調に(?)ゲーム関連の記事が増えております。

そんな中、今回の記事では、あまりの素晴らしさに終わるのが勿体無く、わざとゆっくりプレイしておりました「ファイナルファンタジーX/HDリマスター」をついにクリアしてしまった話について書かせて頂きたいと思います。


壮絶なネタバレになるので、もちろん、エンディングとかラスボスについては一切触れる事はいたしませんが、とにかくこのゲームは最初から最後までブレる事なく素晴らしかった!! 百点満点の最高のゲームだった!!

ちゃんとゲームの初心者にも配慮してあって、頑張れば誰でも楽勝にゲームを進められる仕組みなのも大拍手。

ちなみに、このゲーム、へたすると「ちゃらいラブストーリーなんじゃないの?」と誤解されてたりする事もあるようですが、それは全然違います。

ファイナルファンタジーXは、親子の絆と、見守ってくれる人の存在の温かさ、というものを正面から描いた力作なんです。

このあたりは、じわっと泣けてしまいましたね。
子供を想う親の気持ちとか、親を想う子の気持ちとか、私はそういうのに弱くて・・・ぐすん。

あと、もちろん詳しくは触れられませんが、クライマックスは総毛立つほどに感動したし、エンディングも、おそらく日本のPRG史上でも屈指の出来栄えだと確信しています。

ファイナルファンタジーXを作ってくれた全ての皆さんに心からの感謝をしたいです。

大げさでなく、ヴィータさんというゲームマシンの価値が、私の中ではこの一作だけでさらに二倍くらい高まった(!!)感がありますよ。


それと、ファイナルファンタジーXは、当初、確かに1からヴィータ専用設計にしたものではないため、甘く見ていた所がありました。

確かに、HDリマスターという仕様上、ヴィータを使いこなしていない面もありますが、戦闘シーンなどはキッチリとヴィータの超高性能が空回りしないように作られており終始、飽きること無く感動する事が出来た程のハイ・グレード作となっていました。


いつか息切れするんじゃないか?と心配していたモンスターも、先に進むにつれてどんどんスケールアップして行き、むしろそこまで作り込むか!と驚かされる事ばかりでしたね。


それと、やはり、ヴィータのグラフィック性能は素晴らしい。

ゲームアーカイブスで「どこでもいっしょ」とかをやると、確かに今でも十分に通用するクオリティではあるんですが、ゲーム機の性能や作りやすさにおいて、まさにゲーム機そのもののターニングポイントとなったヴィータさんの、その専用ソフトにおける迫力は、やっぱり違うなぁと。


ついにクリアしてしまったファイナルファンタジーX。

やはり何かこう喪失感みたいなものがありますね。

それくらい、本当に良いゲームだったー。

これから「どこでもいっしょ」で、FFXキャラの名前をトロに教えてあげようかな!!