2014年6月7日土曜日

カラフルなスペイン・シャープペン「MILAN PL1 Touch 0.9mm」

スペインはミラン社のシャープペンシルとの出会いが続いています。

良い意味でスペインの情熱的なイメージにピッタリな「MILAN PL1 Touch 0.9mm」です。


どうですか、この心が華やぐようなカラフル・ペンシル。

このカラー名は、一応、ペン軸(バレット)を指し示して「グリーン」なのかな。

握るグリップの部分ではなく、ペン軸の方に縦スリットを入れている設計も、なかなかファッショナブルであります。


バーコードが本体に印刷されちゃってますが、もうこういう場合はそういう模様なんだと思って、飾りとして楽しむのが良いであろうと思います。

実際、このバーコード(模様)、無いなら無いでつるっとし過ぎていて寂しいかもしれない!?

ペン全体が軟質素材でコーティングされているのですが、この華やかなカラーにフォローされて、事務的な安っぽさとかは感じない見事な仕上がりです。


ペン尻方向から見ると、消しゴムが内蔵されているのが分かります。


消しゴムは、ペン軸のクリップ部分、つまりブルー色の部分をくるくると回転させると繰り出されてきて、限界まで繰り出すと、それなりの長さになります。

ただ、書いているうちに指がクリップに当たって回転させてしまい、いつの間にか消しゴムが繰り出されてしまう事があるのがご愛嬌

か。


ペン先は、一段階細くなっている部位があって、そこからさらにリードスリーブ(パイプ)が繰り出される仕組みです。

このため、普通筆記用のシャープペンシルとしては、筆記部位の見晴らしが良好な部類です。

ただ、口金(ノーズコーン)にあたる部分もすっかり軟質素材で覆われているため、芯の粉による汚れは気になるかも知れませんね。


実際に筆記してみると、サービスで入っている芯の硬度がちょうど良いのか、0.9mmという芯径は精密ではないが、鉛筆よりは遥かに緻密でグッドバランスって感じです。

0.9mmの太芯というと、シャープペンシルというよりは、どちらかというと画材や鉛筆に属するものでは?という印象もあったんですが、0.7mmを超えて力をかけても折れにくいシャープペンシルとして、どんどん使っていけるかな?という感触。

0.9mmシャープの世界もこれから追求して行きたくなりました。